
1日金曜日にサマラで爆発があり、そのために損傷を受けた螺旋状ミナレットの上に立つイラク人たち。9世紀に建造されたこのミナレットは、イラクで最もよく知られるランドマークのひとつ。
この歴史的なランドマークは、占領下で破壊された最初のものではないし、残念なことに、これが最後のものになることもないと僕は思う。アルジャジーラのアラビア語版のサイトには、このミナレットは米軍によってスナイパーの拠点として使われていたと書かれている。それが今日壊された。壊したのがイラクのレジスタンスであろうが米国の占領軍であろうが、どちらにしても、イラクにとって、イラク人にとって、アラブ人にとって、ムスリムにとって、また悲しい損失がひとつ増えたわけだ。
マルウィヤには何度も行ったことがある。そこから見るサマラの町は絶景。全体を写した画像がある。


Posted by: Raed Jarrar / 7:57 PM
-- original post: Al-Malwia, as Sad as the Rest of Iraq, 01 April 2005
翻訳者による追記:
アル=マルウィヤのミナレットについて、日本語の記事はこちらなど。ほかにも検索すれば情報は多くあります。
1月にはバビロンが破壊されています。米軍が基地にしたから。
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