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http://raedinthemiddle.blogspot.com/の日本語化。コメント欄はなし、トラックバックはオープン。Raedへのメールは彼のウェブログからどうぞ。

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Raedの弟のKhalidがムハバラトに拘束されています。

Raedのウェブログを見ている人にはきっと,日本語化担当の私がさぼっているように見えているかもしれないけれど,実は一種の現実逃避です。ここしばらく仕事も立て込んでいるのですが,マーラ・ルジカの件で完全にメンタルのキャパ超えたって感じ。彼のウェブログを読んでも日本語になりません。かろうじて日本語にしても,アップロードできる質になっているとは思えない。すみません。しばらくしたら日本語化の作業を再開します。

さて,Raedの弟のKhalidが,先日,ムハバラト(イラク政府の情報機関)に連行されました。状況は私にはまったくわかりません。理由も私にはわかりません。彼はバグダード市内の大学に通っていますが,大学から連行されたそうです。アンマンからバグダードに戻って数日後に。私は何をしたらよいのでしょう。何もできません。祈るよりほかには。すぐにでも,Khalidといつもの他愛もないメールのやり取りができるようになることを祈るよりほかには。

Khalidは,家族がみなアンマンにいて不在だった家に泥棒が入ったとのことで,お父さんが仕事でバグダードに物資を送る際に物資を運ぶ車に乗ってバグダードに戻りました。家の中は荒らされ,パソコンのパーツは盗まれ(筐体やモニタは置いてあったそうです),泥棒が鉄のドアに空けた穴から砂嵐が家に入って家の中はひどいありさまで,お父さんとKhalidで片付けるのに2時間かかって,さらに,泥棒は近所のケバブ屋から買ってきたケバブの食い残しをリヴィングに残していったというドタバタめいた記述と,ヨルダンからイラクに入るときの国境の様子(これがまたおもしろいんだけどね)とが,7月10日付のKhalidのウェブログに上がっています

その後,大学から行方不明になり,数日して拘置所からお父さんに本人からの電話連絡が行ったとのこと。

Raedは「ムハバラトでよかった」ということを書いていますが,これはあまりにきつすぎて私のキャパを完全に超えています……各種の組織/集団のこととか,バドル旅団のこととか,頭ではわかってたつもりなのですが。

私が何もできない間に,RiverbendのウェブログBaghdad Burningを日本語にしている「リバーベンド・プロジェクト」の方が,バグダード・バーニング日本語版の7月15日記事で,関連するRaed blogの記事を日本語にしてくださいました。深く感謝し,引用させていただきます。
7月12日
 今日、家族の一人がバグダードで行方不明になった。生きていますように・・・

7月13日
 まだ、見つからない。家族全員と友人たちで、バグダード中の病院、遺体安置所を探している。全市のイラク警察署、イラク軍拘置所、イラク特殊部隊拘置所、イラク私兵集団の拘置所、米軍拘置所と刑務所を尋ね歩いている。彼が拘束されていたとしても、通常2週間は何の情報も提供されないと言われた。 ここで、彼の名前を明らかにしていないのは、もし(非政府系の)集団のしわざだった場合を考えて安全に配慮したためである。

7月14日
 さいわい、政府の連中のしわざだった。
 朝7時、母がうれしさいっぱいの大声で私を起こした。「ハリドは無事よ」。家族の中で、ニキとぼくだけがまだこの「うれしい知らせ」を知らなかったのだ。ハリドがムハバラート拘置所から父に電話してきて、生きていることを伝えたのだった。ハリドは大学でムハバラートに拘束され連行されたと言ったという。父から母とマジェドへ、そしてぼくたちへと知らせが伝えられた。 ぼくたち家族の喜びようたっら、まるで宝くじにあたったみたいと、人は思うだろう。母なんて午前中いっぱい、ハリドの行く末をあれこれ、結婚式をどうするかまで計画して過ごしたくらいだ。 地球上のどこかほかのところでは、子どもや家族の一員が2日前に行方がわからなくなって、秘密警察から電話があったとしたら――とんでもない災難、人権の侵害と受け止められるだろう。
 ところが、イラクでは、うれしい知らせなんだ。
  これ以外の場合、どんなことが考えられるか。SCIRI(イラク・イスラム革命最高評議会)とバドル旅団によって、拷問され処刑されてゴミ捨て場に捨てられる、イラク警察に捕まり車の中に置き去りにされて窒息死する、米軍に捕まり行方不明になって、何ヵ月もどこかの米軍拘置所で虐待される、無数にある犯罪集団の一つに誘拐されて、家族から数千万ディナールを奪われるか、命を奪われる。
  これで、どうしてムハバラートに拘束されているのがいい知らせなのか、わかったでしょ?
  父によれば、ハリドは自分の書いたものかブログのことを何か言っていたという。ぼくたちのブログがハリド誘拐の理由かどうかはわからないけれど、あり得るかもわからない。もしそうならぼくたちは、ぼくたちの政治的理想――反暴力、反占領、対話支持、言論の自由支持などわれわれ家族がいつの世にあってももち続けてきた信念すべてのために闘う。
  目下の目標は、ムハバラートに法廷でハリドの容疑は何か(もしそんなものがあるなら)明らかにさせることだ。


どのくらいの効力があるのかはわかりませんが,Petition onlineにFree Khalid Jarrar Now!!!が立ち上がっています(Deputy Chief of Mission Embassy of Iraq (in the US)宛て,Roey Rosenblithさんが発起人)。名前(ハンドル可)とメールアドレス(非公開)と国名(非公開),郵便番号(非公開)だけで署名できます。在米イラク大使館にメールをしても戻ってきてしまうとのことで立ち上げられたpetitionのようです。

追記:www.thepetitionsite.com当該ページに書かれている英文の意味:

Free Khalid Jarrar Now!!!
ハリード・ジャラールの釈放を求めます
あて先:
ファイズ・アル=ガイラニ氏(イラク大使館参事官/首席公使)
Faiz Al-Gailani Counselor / Deputy Chief of Mission Embassy of Iraq

署名主催者:ローイ・ローゼンブリス
Roey Rosenblith

目標とする署名数:特に定めない

数日前,ハリード(ハリド)・ジャラール(Khalid Jarrar)という名の国際的ブロガーコミュニティの一員が,大学からムハバラト(イラクの諜報機関)によって連行され,その後拘束されています。彼はイラク人ブロガーです。彼のウェブログはhttp://secretsinbaghdad.blogspot.com/ 。

ここに署名するわたしたちは,ハリード・ジャラール氏を拘束した治安部隊が,今すぐにハリードを釈放するよう求めます。そして,自身の見解を表現したということのみを理由としてある個人が拘束されるなどということがいかにしてまかり通るのか,
全面的調査を要求します。アメリカ軍はイラクを占領していますが,わたしたちアメリカ国民は,イラクが個人の権利を守るように行政を行なうことを要求します。

――追記ここまで


Petition Siteで署名をすると,「ようこそ」的なメール(Welcome to the Petition Site)が自動送信されてきます。これは「あなたの署名は加えられました」という確認と,「Petition Siteではこんなことができます」ということなどの書かれたメールです。読まなくても構わないし,放置しておいても特に害はありません。(i.e. ここに登録したメールアドレスにspamが来たなどといったことはありません。私が最初にこのサイトで署名したのは,2001年だったと思います。)

なお,Petition Siteではどっかの馬鹿者どもがspam署名をして喜んでいますが,それはthepetitionsite.comにはいつものことなのであまり気にしないでください。

また,Give us our Khalid Backというサイト(ウェブログ)も立ち上がっています。ここはLiminalAunt Najmaが書いてます。それ以上のことはわかりません。

また,Give us our Khalid Backというサイト(ウェブログ)も立ち上がっています。ここはLiminalAunt Najmaが書いてます。それ以上のことはわかりません。

この件,ようやく,「書く」ことができました。

なお,私の個人ウェブログであるtoday's_news_from_uk+は更新しています。

UPDATE
「ハリドが救出されるまで」blogを,私ではない別の方が立ち上げてくださいました。
http://blog.goo.ne.jp/raed_2005/
彼が戻ってくるまでの期間限定です。

追記(19日)
英語が読める方は,Jarrarさんたちのウェブログを読んでみてください。
http://raedinthemiddle.blogspot.com/
の右コラムに家族3人のウェブログへのリンクがあります。

何か状況に進展・変化があった場合,確実な情報は,Raedが提供することになっています。

あと,Emigreさんという方がもう2年くらい続けているIraq Blog Countが,随時情報をアップデートしています。
http://iraqblogcount.blogspot.com/

それから,Khalidのウェブログなどのコメント欄に「成りすまし」が出現して「もう家に戻った」などという虚偽の内容を投稿しています。

コメント欄の投稿者が「本物」であるかどうかを確認するには,コメント欄の名前をクリックしてください。ユーザー・プロフィールが表示されます。

# http://secretsinbaghdad.blogspot.com/ (Khalidのブログ)と
# http://iraqblogcount.blogspot.com/(Iraq Blog Count)で
# 誰も「ニセモノ」と指摘していない「成りすまし」に私が気づいた場合には,
# 私(bloggerのユーザーネームはnofrillsです)がコメントで指摘しておくようにします。
# 私のユーザー・プロフィールは http://www.blogger.com/profile/3146243 です。
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